スタッフブログ
シール印刷 その2
2013.03.12
CATEGORY：スタッフブログ
みなさんこんにちは
さて、今日は「シールができるまで その２」
製版部門です
昨日もカンタンに説明しましたが、凸版印刷とは版の凸凹した部分にインキを乗せて紙に転写する印刷方式です。
製版室ではこの樹脂版という半透明の板を使って凸版を作ります。
出力したフィルムを樹脂版の上に乗せて、
露光機という機械にセットします。
空気やゴミが入らないよう慎重に取り付けます。
ちなみにここでごくちぃーーーさなゴミが入ってしまっただけでその版はアウト
小さな穴があいてしまい、印刷物にピンホールができてしまいます。
フィルム、樹脂版をきれいにきれいに、これでもかっていうくらいきれいにゴミを拭き取り、丹誠込めて作った版でも、印刷のオペレーターから
「ここに小さい穴あいてるよ～作り直してっ
」
って言われると一気に凹みますorz
それくらいデリケートな凸版なのです
こちら、とても綺麗な版づくりで定評のある業務管理マネージャーの原先生。
（昨日から写真に季節感がないのは気のせいです。）
彼の手にかかれば際どいアミの表現も自由自在
トッパンの魔術師との異名もダテではありません。
機械のスイッチを入れると露光が始まり、ネガフィルムの黒くない部分に光があたると、樹脂版が硬化します。
数分後、露光がおわり、フィルムを外して樹脂版を洗い機にセットします。
洗い機にかけることにより、さきほど硬化した部分以外がきれいに洗い落とされるのです。
ハンコでいうところの文字の部分だけが凸として残りました。
樹脂版を乾燥機にかけ、最後に仕上げの露光焼きをすれば版の完成
小さい穴があいていてもここではなかなか見つける事はできませんが、念のため要チェックします
版ができたらいよいよ印刷です
下札・POP・特殊印刷専門 株式会社サカエマーク
https://www.sakaemark.co.jp
シール専門店 ぺたんこ倶楽部
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