印刷用語集
角版(かくはん)
角版(かくばん)は、印刷業界で使われる専門用語で、紙の角に設置された印刷版のことを指します。通常、角版は特定の部分に文字や図柄を追加するために使われます。これは、例えば企業ロゴや特定の装飾パターンを印刷物の角に配置する際に利用されます。
角版を使用することで、印刷物に視覚的なアクセントを加えることができ、全体のデザインが引き締まります。特に、高級感を求める製品パッケージや企業のブランドアイテムにおいて、この技術はよく活用されます。
角版印刷は、通常の版印刷と同じく、インキを版に転写し、それを紙に押し当てることで行われます。しかし、角版はその設置位置が特定の角に限定されるため、印刷機のセッティングや位置合わせが重要です。これにより、精密なデザインやロゴが正確に再現されます。
角版を適切に使用することで、製品の魅力を高め、ブランドの印象を強化することができます。この技術は、印刷物の品質とデザインの両方を向上させるために重要な役割を果たします。